矯正装置には、可徹式と固定式があり年齢や治療方法、用途によって使い分けます。当然、低年齢の患者には可徹式が使用されることが多いですし、大人の患者様には、固定式のエッジワイズ装置(マルチブラケット装置)になります。成長期の患者様には、機能的装置を使用し患者の成長期に,成長変化を利用して顎の形態や顎関係を治す場合には、顎外固定装置,(ヘッドギヤー,オトガイ帽装置,上顎前方牽引装置)が使われ,被蓋や咬合関係を治す場合には、機能的装置(アクチバトール,ビムラーアダプター)が使用されます。
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矯正装置には、可徹式と固定式があり年齢や治療方法、用途によって使い分けます。当然、低年齢の患者には可徹式が使用されることが多いですし、大人の患者様には、固定式のエッジワイズ装置(マルチブラケット装置)になります。成長期の患者様には、機能的装置を使用し患者の成長期に,成長変化を利用して顎の形態や顎関係を治す場合には、顎外固定装置,(ヘッドギヤー,オトガイ帽装置,上顎前方牽引装置)が使われ,被蓋や咬合関係を治す場合には、機能的装置(アクチバトール,ビムラーアダプター)が使用されます。
矯正治療料金の総額での調査結果をお示しします。総額と

は、初診相談料と検査料、診断料、装置料(技術料も含む)の合計と、治療中に発生する調節料の合計をあわせたものと考えてください。つまり、初診から治療が終了するまでにかかった金額ということです。
全国平均は80万円でした。国立大学はだいたい80から90万円といわ都道府県で大きく相違があるります。
理想としては、質の高い医療を、できる限り安く提供できればと思います。しかし、価格
を低くすると、安かろう悪かろうと思う人もいるでしょう。また、とにかく安ければ治療の質なんてどうでもいいという患者さんばかりになって、そういう考え方の患者さんに自分のエネルギーを注ぎ込むことはしたくないと思うし・・・。自費診療ですので、自分の腕に価格をつけるという考え方もあるわけです。
歯並びや、咬みあわせを改善する矯正歯科治療。歯科医院の約3割にあたる約2万施設が「矯正歯科」を掲げ、1割程度だった約20年前に比べて大きく様変わりしている。
今まで治療出来なかった一般歯科医院が続々矯正治療ができると標榜する???
厚生労働省の医療施設調査によると、「矯正歯科」を診療科に入れた歯科診療所は、1万9142施設(2005年)。1993年時点と比べて8058施設も増えた。歯科診療所全体は6万6732施設で、いまや約3割が「矯正歯科」の看板を掲げていることになる。
なぜこんなに増えているのか。ある歯科医はこう話す。
「患者サービス向上と収入増のため、むし歯治療などを行っている一般歯科のクリニックが診療科に、矯正歯科を加えているんです。そのために、院長自ら、矯正勉強会で技術を学んだり、大学の矯正学講座の卒後研修を終了した若い歯科医などを非常勤で雇ったりしています。」
ある矯正歯科クリニックが、一般歯科医向けに毎月開いている1日間の勉強会のキャッチコピーは、「こうすれば矯正は明日から導入できる」。
歯科医師は一般歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科のうちどれを外部に表示しようと法令上問題がない。しかし、患者としては、前日、勉強会を受けたばかりか、それとも優れた技術と経験をもっているか、知ったうえでかかりたいところだろう。
(読売ウィークリー 2008.8.17~24号 p10~p11より引用)