矯正歯科学の最近のブログ記事

歯科衛生士専門学校の講義6回目

| コメント(0) | トラックバック(0)
本日の講義は、歯科矯正治療に使用する装置についてです。
矯正装置の種類、使用方法など説明する予定です。
矯正装置には、可徹式と固定式があり年齢や治療方法、用途によって使い分けます。当然、低年齢の患者には可徹式が使用されることが多いですし、大人の患者様には、固定式のエッジワイズ装置(マルチブラケット装置)になります。成長期の患者様には、機能的装置を使用し患者の成長期に,成長変化を利用して顎の形態や顎関係を治す場合には、顎外固定装置,(ヘッドギヤー,オトガイ帽装置,上顎前方牽引装置)が使われ,被蓋や咬合関係を治す場合には、機能的装置(アクチバトール,ビムラーアダプター)が使用されます。
本日は、写真などを見ていただき、実際の症例の治療前後、さらに様々な装置について講義致します。

奈良歯科衛生士専門学校講義②

| コメント(0) | トラックバック(0)
今日の講義は成長発育についてです。 成長は、大きさの増加を示し、発育は、成長と発達の両方の意味を示します。 成長の時期を知ることは、歯科矯正学、歯科矯正治療に重要です。 顎顔面骨格の成長は、風船のように全体的に大きくなるのでなく脳に近い上顎は、下顎よりも早く成長します。下顎は、第二次成長期、身長が急激に伸びる時期に同じく成長します。

衛生士専門学校講義5回目終了

| コメント(0) | トラックバック(0)
今日の矯正歯科学の講義は、歯牙移動についてです。歯の移動は、力を掛ければ歯は動くが、力の掛け方で歯を支えてる骨が減ったり、歯根が短くなったりします。歯に掛ける力方向、力の強さ、力を掛ける期間、力の分布(歯に掛けた力が歯根に伝わる、その力の分布)を考えて歯を動かさなければならない。

奈良歯科衛生士専門学校講義終了

| コメント(0) | トラックバック(0)
今、奈良歯科衛生士専門学校 矯正歯科学講義終了しました。過去講義の成長発育、咬合、不正咬合では、理解度は、問題なかったんですがーーー。セファロ分析の角度計測だけなのに、できない。次回も診断学講義のおさらいをして必ず理解させる✊😃
今日朝9時からグランキューブ大阪に入り、WBLOと言うテストのお手伝いをさせていただきました。このWBLOは、昨年ロンドンから開催され、世界的基準で舌側矯正治療を評価する試験で世界中でも取得された人が少ないのです。今回も日本を初め様々な国から有名な先生が受験に来られていました。当然ですが、審査される先生方も厳しく症例を評価されていました。スゴイ!!
明日は、WSLOのアクティブメンバーの審査しなければ・・・私も今まで様々な会で試験や試問を受けてきましたが・・・・・今度は私が人を評価する・・・・・苦手です(T_T)
様々な会で合格し評価される事は、患者様がその先生を選択する評価にもなると思います。下手な先生より上手な先生に診てもらいたいものです。

身長の予測方法

| コメント(0) | トラックバック(0)
お子様の今後の成長による身長の予測方法Target hight法について
身長予測値=(御父様の身長+御母様の身長±13)÷2
(上記情報について 小児歯科学会誌97:1535-1540より)

上顎前突について

| コメント(0) | トラックバック(0)
max_jet.jpgウィキペディア(Wikipedia)より 上顎前突症(じょうがくぜんとつしょう)は、オーバージェット(上の歯と下の歯の差)が標準値を超えて大きい不正咬合の状態をいい、上顎前突は、前歯のみが前突しているもの、骨格的に上顎骨が下顎骨より前方に出ている状態、骨格的に下顎が後方に位置する状態を言う。大半が前歯の突出を伴う。一般的に「出っ歯」(でっぱ)、「反っ歯」(そっぱ)といわれている。 原因としては、遺伝的な要因、後天的な原因としては主に成長期での指しゃぶりや爪噛み、舌癖、口呼吸等の生活習慣によるものが挙げられる。遺伝的な要因としては顔面の骨格形態(上顎が大きい、下顎が小さい等)、歯の大きさなどが挙げられる。